2008年12月11日木曜日

親子

 患者さんの親御さんたちと、よくお話しさせていただいてます。

 親御さんたちは、ご本人が病気なので、たとえ成人していても心配で心配で仕方ないと言う方が多いのです。それはそうだろうなあと思うのです。私が同じ立場でも、そう思うでしょうから。

 ただ、心配が高じて子ども扱いしてしまうことも多いのです・・・。

 こうなってしまうとどうしても、患者さんご本人と親御さんとの関係があまりよくならないことが多いのですね・・・。

 患者さんご本人にしてみると、「親がうざったい」ということになるのです。親御さんにしてみると、「心配してるのに!」となってしまって、けんかになったり・・・。

 そうかと思うと、親御さんが私に「親の言っていることは正しいですよね!?」と私に仲裁を求めたり・・・。

 うーん、むずかしいです。

2008年12月8日月曜日

コスト

 東京の、とある研修会に参加しました。

 そのときに、昼食で有名料亭のお弁当が出ました。その時には、そこがそこまで有名とは知らなかったのですが、先入観なく頂いてみて驚きました。

 私が普段頂いている食事のほうが、おいしかったのです。

 私の食べるものは、夫や私自身、そして、家事をお願いしている人が作ります。時に、実家の母が応援に来てくれますが。

 その、どれもの味が今回頂いたお弁当を上回っていたのです。これは大変な驚きでした。

 私は地方に住んでいるせいか、東京の情報や東京で作られたものをとてもありがたがる傾向があったのですが、自分の周辺のほうがもしかしたら、いいものがあるのかもしれない、そんなふうに思えたのです。もちろん、好みはあるでしょうけれども。

 そう考えると、情報やものを求めてわざわざ東京へ行くことが疑問に私は思えました。

 ただ、人が集まっているといいことも多いので一概には言いきれないと思いますが・・・。

 地方は、自然も多いし、食物は新鮮だし、情報はネットがあるし、東京との比較で不利な点が減ってきているのではないかなあと実感してしまいました。

 そして、うがった見方でしょうが、東京はそういう意味でコスト高な場所になっているような気がしてしまいました。

2008年12月6日土曜日

こころやすらぐところ

 とあることで、東京に来ています。3泊4日です。

 いつ来ても、刺激の多いところだなあと思います。人も多いし、お店も多いし、情報も多いところです。それがいいところだと思います。

 ただ、普段がそのようなところに生活していない私としては、東京に来るだけで疲れる感じでした。まして、今回は直前に風邪をひき、インフルエンザの予防接種をして、おそらくそれが原因でじんましんが起こりそうになっての上でなので、余計にそうでした。

 でも、探せば心やすらぐところがあるのです。カフェグルッペというところです。http://www.gruppe-inc.com/

 こういう感じのお店が好きなのです。味があまり濃くなくて、素材そのものの味がよいというところ。一階の自然食品店も、私の好きなドライフルーツが充実していて、いいです。

 こういうところを、近所にも作れたらなあ・・・。

 妄想ですが。

 ただ、外来に来てくれている人の中で、農業をやりたいということで頑張っている人がいるので、その人が中心になってくれて、農業・加工・販売・カフェ、なんてやってもらえたら・・・いいなあ・・・。

 他力本願な妄想ですが。


2008年12月4日木曜日

箱庭療法の砂

 勤務先の精神科病院で、箱庭療法をやっています。

 それって、何?と言う方が多いので、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E5%BA%AD%E7%99%82%E6%B3%95にアクセスしてみてください。写真もあって、とってもわかりやすいです。

 もっというと私がやるわけじゃないのです。臨床心理士の先生にお願いしています。


 ただ、けっこう面白いのが、発達障害のこどもたちは(特に男の子)その箱庭の砂を投げたり、ゴミ箱へ捨てたり、砂の感触を楽しんだりするのです。

 こういうふうに、感覚が多少過敏だったり、過敏すぎてつらいことがある人たちも、この砂は好きなんだなあと思うと、ほっとします。

 でも、心理士の先生たちに投げつけるのは、やめて欲しい・・・。もちろん彼らに悪気はなくて、心理士の先生たちも楽しんでいるのですが、箱庭療法直後の先生たちが髪が白くなっていると、私が驚いちゃって、ドキドキするから困るのです。

2008年12月3日水曜日

ゲームやテレビの悪とは

 最近、息子と二人で通勤途中に名作童話のテープを聞いています。これは私が子供のころに聞いていたものです。

 息子もそう嫌いではないらしく、じいっと聞きいっています。

 ただ、意外と教育的にどうかと思うものもあるのです。あくまでも私としては息子にそのようなことを伝えたいと思わないので、私見に過ぎないですが。

 たとえば、「アリババと40人の盗賊」。簡単に殺しちゃったり、死んだりするんですよね。アリババの兄さんが殺されたり、アリババの召使が盗賊を油で殺しちゃったり。盗賊が出るから仕方ないのでしょうけど。人って、簡単に殺せちゃうんだって、伝えたくない・・・。

 ただこう考えて思ったのですが、別にゲームやテレビだけが暴力や殺人のシーンを伝えていたわけではないのですよ。口伝えのアラビアンナイトでも、こういう描写があったのです。だから必ずしもゲームやテレビ・ビデオだけが悪いわけではないと私は思うのですが。

 まあ、口伝えは単に聴覚に訴えるだけかもしれませんが、ゲームやテレビは視覚、聴覚と訴える部分が多いといえばそうですねえ・・・。

 とりあえず、「アリババと40人の盗賊」はお蔵入りにしたいです。

2008年12月2日火曜日

年齢

 昨日書いた、「竜の眠る星」」という作品ですが、確か高校生の頃に単行本で読みました。

 しかも、昨日書いたブログにちょっと出てきた「ブレードランナー」という映画は1982年公開なんですね。私は、公開直後ではなくて、数年たってから高校生の時に観ました。

 ここまで書いてびっくり。

 年取ったなあ・・・。1980年代なんて、昨日だと思っていたのに、20年以上前なんですね。いや、もうすぐ30年前ですか。

 そうかあ、2000年代生まれの外来に来てくれる子たちがいて、仰天していましたが、彼らにすれば私のほうが仰天ですね。

2008年12月1日月曜日

ロボットが・・・。


医療一般 | 医療ニュース | CareNet.com

2008/11/28(金)

No.M005676

ロボットが高齢者介助を行うようになる日は近い

米国では、高齢者が直面する介助者不足の問題を解消するために、ロボットが利用される日がそう遠くないという。米マサチューセッツ大学アマーストAmherst校のRod Grupen氏らが開発中のロボットuBOT-5はその一つ。

uBOT-5は、人の目や耳を模した無数のセンサーが常に周囲を監視し、人の転倒や無反応などの異常を察知して救急車を呼ぶなどの対応をするようプログラムされている。ロボットの腕は両方とも2.2ポンド(約1キロ)の重さの物を持ち上げることができ、高いところの物を取る、床から物を拾う、うつ伏せになってベッドの下へ入ることも可能。

また、権限をもつ利用者なら誰でもインターネット回線を通じてロボットの中に「入る」ことができ、映像と音声で相手と会話しながら、ロボットを動かして物を拾うなどの簡単な作業もできる。現在の試作型は1台6万5,000ドル(約620万円)だが、販売時には1台5,000ドル(約47万5,000円)となり、あとは毎月のインターネット接続料程度の出費になるものとGrupen氏は予想している。

高齢者や身体障害者の介助をするロボットの必要性は高いとGrupen氏は指摘する。国勢調査によると、米国では65歳以上の人口が2030年には2倍になり、その3分の2が長期的な介助を必要とすると考えられる。一方で看護師や介護者は不足しており、専門家は2020年には看護師が80万人不足すると予測している。

このほかにも、米マサチューセッツ工科大学(MIT、ボストン)では、命令一つで病院や養護施設内のある場所から別の場所へ利用者を運ぶことのできる「自律的車いす(autonomous wheelchair)」が開発中である。この車いすは、初めて施設に来た時点では何も知識をもたないが、スタッフが電源を入れ、各部屋を移動しながら人に話すのと同じように口頭で案内することによって、あらゆる場所から場所への経路を覚えるという。その後、車いすを使用する脳卒中や四肢麻痺の患者が「451号室へ」などというだけで、理解してその通りに動くことができる。この車いすは2年以内にボストン地区の養護施設で試験利用される予定だという。

米ジョージア工科大学(アトランタ)では、Charlie Kemp氏率いる研究グループが、介助犬に着想を得た介助ロボットを開発している。ロボットが行うのに適した仕事は何か、どのような方法で指示を出せばよいか、実際にどのように仕事をこなすか、という3つの疑問を解決するのに、介助犬の仕事がヒントになったという。このロボットは、引き出しを開ける、ドアノブを回す、灯りをつけるといった仕事をこなす。

利用者はレーザーポインターを用いて指示を出し、介助犬の場合と同じように、ドアノブにタオルを結びつけるなど、ロボットが仕事をしやすいよう部屋に工夫をする。優れた介助犬には及ばないが、介助犬購入費用(1万6,000ドル、約150万円)や何年も待たねばならない状況を考えれば需要はあるはずだとKemp氏は述べている。

[2008年11月18日/HealthDayNews]
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(以下、psycho)

 「竜の眠る星」(清水玲子)という漫画をご存知でしょうか?ロボットが人間とかかわっておりなす物語なのだが、これを読んだころ私が思ったのは、ロボットが人間の代わりをするというのはいずれ起こるなということでした。

 果せるかな、映画では「ブレードランナー」などそういう状況が生まれ、そして、医者になったとき、介護スタッフの人手不足を知った時に、この漫画を思い出しました。

 ただし、介護ロボットのメリット、デメリットを推し量る必要はあるでしょう。メリットは、単純作業に強いということかもしれません。体交や、水分をどのくらい摂取したかを管理するのは得意かもしれないのです。デメリットは応用が利かないこと。今日は体調が悪そうだから食事内容はこういう風に・・・などとは難しいでしょう。

 人とロボットでどんなふうにバランスを取ってやり取りできるかが、ロボットと一緒に介護する上でポイントじゃあないかと思うのですが・・・。

 私が生きているうちに、介護ロボットが現れるかもしれません。そのときには、「竜の眠る星」のエレナのような素敵なロボットから介護されたいのですが・・・。どうなりますか・・・。