2009年3月8日日曜日

書評「ツレと私の「たいへんだ!」育児」 細川貂々著


書評「ツレと私の「たいへんだ!」育児」 細川貂々著 文藝春秋 952円(税別)

息子の育児を思い出して、その共通点と、私の息子の育ち方に対する疑問がかなり氷解した本でした。

特に「手と手を合わせて」「夜泣きのおかげ!?」「ボク、きたえてます②」が、なるほど!でした。

我 が家の息子も、ちょうどちーとくん(細川さんの息子さん)と同じころ(0歳4カ月頃)に、手と手を合わせていました。我が家では、保育園の何かだろうと思 いこんでいたのですが、保育園に行っていないちーとくんも同じことをしているのなら、それは、やはり手の器用さを養成しているのかもしれません。

我が家で息子が夜泣き後に、やれることが増えているかどうか私にはよくわかりませんでした。というのも、息子はあまり夜泣きをしなかったので・・・。でも夜泣きの後に成長しているのだとしたら、夜泣きをしても、「必要なのだな」と納得できます。

筋トレみたいなことはあまり息子はしませんでした。ちょうど立てる→歩けるの時間差がほとんどなかったので、筋トレはその前に転がることで何とかしていたのかもしれません。

やはり子供は一人ひとり違いますが、共通点もあるので、他の人の育児を知るのは安心感があります。そういう点でこの本はお勧めです。

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