m3.com :強まる“非寛容”への懸念 香山リカのココロの万華鏡
このブログを読んで、あまり関係ないかもしれませんが昨日外来に来てくれた人を思い出しました。正確に言うと、その方の体験というべきでしょう。
その方は、医療関係者で、うつ病で日勤しかできないという診断書を出しています。そのことを、暗に非難している一部の人が職場にいるそうです。その方は、昨日の外来で「くやしい」と声を詰まらせて泣いていました。
その方が医療関係者なので、職場の人も医療関係者なのです。情けないというか、人のことを考えないで、自分だけの基準で生きていけると思いこんでいる人がいるんだなあと、がっくりくるやら、新しい考え方に驚いたというべきか・・・。
今職場でその人が日勤だけしかできないとしても、その人がもしも仮にいなくなったら、病床も減らさないといけないのです。医療を提供する基準が満たされないわけですから。だとしたら、自分の職場が縮小したりしないために、その人が働きやすくする様に環境を整えるのが職場の同僚や仲間というものではないでしょうか?それがわからない、という人のことが、私はわかりません。
まあ、そんなこんなで、非常に怒りつつ書いているのですが・・・。
もしもこういうことがもう一度あったら、その職場に勧告というか、労働基準についてどうでしょうか、などと管理職と話をしたいくらいなんですが。
こんなふうに非寛容な状況が続くなんて、つらいものです。
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