2008年12月18日木曜日

「アイデアのつくり方」







「アイデアのつくり方」 ジェームズ・W・ヤング著 今井茂雄訳 阪急コミュニケーションズ 777円(税別)



 ア イデアをつくるときは、どうしたらいいのかということがこの薄い本に書かれています。

 それは今まで私がしてきたことではあるので、私にとっては復習が出来 て嬉しい本でした。

 詳細は本文に譲るとして、面白いなと思ったのはアイデアが生まれるためには、資料を集めてアイデアを温める段階(=孵化段階)と、その 後に常に考え続ける段階が必要であるというふたつが必要であると言うことでした。

 アイデアを温めるために、たとえばシャーロック・ホームズは音楽会に行く など、アイデア以外のことをふと考える必要がある、ということです。

 なおかつ、常に考え続けるという、この葛藤・・・。でも、そのとおりなのです。そこが アイデアを出す難しい点でしょう。この本を読んでいると、その葛藤がアイデアの栄養であるのではないか、と思えてきます。

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