2008年12月15日月曜日

小道具

 
 診察室にある、これは、なんでしょう?

 正解はコルクタイルです。いったい何に使うか、というと、外来に子供が来てくれたときにつかいます。子どもたちは、椅子になんて座っていられないのです。それは、ADHDとか、発達障害があるかどうかは、関係なくどこでも遊びたがるのです。

 ベッドの上でもいいのでしょうが、落ちてしまいそうで怖いのです。

 というわけで、このコルクタイルの登場!です。

 たいがい、男の子がブロックで遊び、女の子がぬいぐるみでごっこ遊びです。これで遊んでくれているあいだに、私はお母さん、お父さんとお話です。

 このコルクタイルで遊んでもらうと、意外な一面をみることもできます。けっこう器用なんだ、とか、お母さんというイメージに対して肯定的なんだ、とかです。

  というわけで、診察時の私のお気に入りです。

0 件のコメント: