2009年1月19日月曜日

やる気はどこに?


書評「のうだま」 上大岡トメ&池谷裕二著 幻冬舎 1200円(税別)
ブログで知った本です。タイトルを見た途端、「?」でした。

精神科医でありながら、そして、淡蒼球という脳の部位を知りながらも、その役割までは知らなかったのでした。「脳の青い玉」と表紙の帯に書いてあったのですが、なかなか実感できなかった淡蒼球をそんな風にとらえることもできるんだなあと感心しきりでした。

冒頭から安心できるのですが、3日坊主は脳が飽きっぽいのでしかたないということです。これはよかったです。

この本は、やる気がどうしたら出るのか、という永遠のテーマに関して書かれていますが、私なりにはそれを「ベリ」と名付けました。BERI、なのですが、これがわかるだけでこの本を読んでよかった、と思えます。

「やる気は自分から迎えに行こう」。そう、そのとおりですね。

ちなみに私はやる気になれないとき、コンピュータのゲームのソリティアをやってしまいます。でも3回もやると、「なにしてるんだろう・・・」と思って、改めて物事に向かっていけます。これはお勧めはしませんが、一応やる気を迎えに行っていることになるんでしょうか?

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