2009年1月22日木曜日

読書会

 1月18日(日)に、すくーるばくで読書会が開催されました。

 テーマは「自閉っ子、こんな風にできてます!」(ニキ・リンコ×藤家寛子、花風社)でした。先日もお知らせしたように、マインドマップを使ってみました。

 すると、アイディアがけっこうわくものですね。

 中でもこの本の紹介者である私自身にとって、この本は何が良かったのかが見えました。

 アスペルガー症候群などの発達障害では、社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害が「三つ組み障害」としてあるのです。そのなかで、社会性の障害とはかなりの部分において身体感覚の障害もあるかもしれないと思ったことです。

 自閉っ子たちは人ごみに行くのも難しく、雨が痛いと言うような奇妙な身体感覚があるわけです。そうなると、触れないものもあったり、もっというと会社の接待なのに食べられないものがあったり・・・。その結果、社会で人とやっていくことが困難であると言うことかなあ、と感じました。

 また、コミュニケーションの障害と言う点では、自閉っ子たちの言葉の表現が彼らの考えていることを必ずしもその通りに表現されていないので、私たちは真に受けてしまっては結局コミュニケーションが成り立たないと言うことかもしれない、そう思いました。

 前回書いたように、今後マインドマップを生かしながら、こんな風にアイディアを膨らませられたらいいと思えました。

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