http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20081029-OYT8T00167.htm
医師の問診不十分で誤診
妄想や幻覚が表れる統合失調症で、
東京都の男性会社員(55)は、その一人。2005年秋、
そればかりではない。「
近くの病院の精神科を受診した。待合室で数枚の問診票を渡され、
診察室に入ると、30歳代と思われる男性医師は、
「統合失調症ですね」。医師は、いくつか質問し、
抗精神病薬や抗不安薬などを飲み始めた。
薬の影響か、体重が半月で7キロ増えた。勤務中も、
統合失調症は、妄想、幻覚、まとまりのない会話、
妄想は、理屈に合わない、奇異なものになるのが特徴で、
この男性の訴えは、一見、
「自分では幻覚や妄想がひどいとは思えず、
統合失調症の診断には、症状や、
男性には、「盗聴器」や「スパイ」の恐怖を、
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子どもの精神科を志向しているためでしょうか、私は、問診票をみただけで診断をすることはほとんどありません。
というか、それだけじゃわからないような医者ですから・・・。魔法使いじゃないし。もしも魔法使いだったら、こういうつらさ自体を起こらないようにしているでしょうし。
閑話休題。
子どもは成長するので、今の診断が後で変わるというのはよくあることです。ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されていた子どもが、数年後にPDD(広汎性発達障害)という診断になっていたということも、そうそうないことではないようです。もちろん、私だけでもないようです。
よっぽどつらそうな大人の方の場合は、お話しやすくするために少量の内服薬を試してもらってから、詳しく聞くということを私はします。でも、あんまりしたくないです。どんな状況かわからないのに、お薬での治療を始めてしまうと、後戻りできないような気分に私はなるので、したくないですし、避けてます。
私の場合は、お話を聞いて、そして、心理検査をします。かかわる時間を増やさせてもらうという側面もありますし、内科ではある程度問診した後で、検査の計画を立てて検査をしますから、同じような感じでやります。外来を受診された方たちも、この方式は意外と受け入れやすいようです。
診断を間違うということは、病院関係以外の職種の方の場合考えにくいことかもしれませんが、なくはないです。医者も人間ですから。
私は、大事なことは間違いを気付けるシステムを作ること、と思っています。そのシステムの一つの方法として、心理検査は大事だなと思っています。
他にもいろんなシステムがあると思うので、もっと知りたいなと思っています。
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