2010年7月17日土曜日

立場を変えると。

 また久しぶりの更新になってしまいました。6月に無事女児を出産して子育て三昧の私です。

 当然ながら、出産の前後は医者としてというよりも、患者さんとして病院に関わる時間が増えました。つまり患者さんとして、私が受診するのです。

 特に、産後は私の場合ちょっとしたトラブルがあり、受診することが増えました。

 その中で気がついたのですが、当たり前かもしれませんが、医者は忙しいです。特に開業医の先生は忙しいのだなということです。

 そうなると、5分診療も当然だし、すぐに効果のある薬を処方したくなるのだろうなと実感しました。

 ただ、患者さんとしては、やっぱり話を聞いて欲しいのです。その上で、「それは、こういう事が考えられます」「こういう事が多いです」と知識や経験を伝えて欲しいと思ってしまいます。とはいえ、あまり決めつけられても辛いですが・・・。

 コミュニケーションがほしい、といってもいいかもしれません。目の前の医者に話をよく聞いてもらい、その上で、今必要な治療という行動をとりたいのが、受診した患者さんという人ではないかなと実感しました。もちろん、頭からきつく管理されたり、命令されたりはやめて欲しいものですが。

 5分診療でどうしたらいいのか、と思いますが、今回の産休中の体験を、復職後の外来に生かせたらいいのにと考えています。

 
 

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