2009年6月25日木曜日

喘息と虐待

 小児喘息。私も以前にかかっていました。成長してから、改善しましたが・・・。

 でも、外来に来る虐待を受けている子供のほとんどが、喘息を持っています。少なくとも、喘息にかかったことがあるということなのです。

 精神的なストレスで喘息が悪化する傾向があるので、虐待を受けている子供たちが離間するのは当然かと思います。

 10年以上虐待を受けていた方がそもそも私の外来に来てくれるようになったきっかけも、喘息発作でした。

 虐待を受けている子供たちは、なかなか「虐待がある」とは訴えません。でも、体は訴えているんだなあと思います。

 もちろん、喘息がある⇒虐待がある、にはなりません。

 虐待がある⇒喘息がある、ということが多い、ということです、念のため。

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