2009年7月8日水曜日

未成年時に受けた虐待で成人後のがん発症リスク上昇

未成年時に受けた虐待で成人後のがん発症リスク上昇

http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/0907/090703.html?ap

この記事のタイトルを見て、やっぱり、と思いました。

虐待と身体の関係はどの子どもにかかわる医療関係者も、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

先だって、虐待と喘息の関連を書きましたが、今度はがんです・・・。

虐待と身体の関係の中では、古くは愛情はく奪症候群があります。愛情をかけて育ててもらえなかった子供は身体発達でさえ、遅れてしまうというものです。

そうなると、私自身も児童虐待にかかわっている以上、このことを念頭に置いていかなくては、と思ってしまいました。

具体的には、虐待を受けた人たちの身体的な訴えを聞いたら、他の科の医師たちと連携をとらせてもらって検査などをすることでしょう。

また、逆に今現在がんを患っている人たちの中に、子どものころ虐待を受けた、という人がいるかもしれないのですから、受診したいという希望があれば診察に入りたいですし・・・。

やはり他の科の先生たちとのコミュニケーションをもっと上手にとれるようにならなくては・・・。

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