2009年1月17日土曜日

書評「人脈力」 岡島悦子著 東洋経済新報社 1500円 (税別)





書評「人脈力」 岡島悦子著 東洋経済新報社 1500円 (税別)

人脈を構築して、ビジネスをうまく回す、という自己主張をバンバンしていくとか、自分の実力を人に見せ付けるというような、そういうことだろうか、という疑念がありながら、普段と違う本を手に取ってみました。読んでみた内容は、全然冒頭の期待と違っていました。

重要な仕事をするには、他薦が重要である、という部分が印象に残った点でした。
 
つまり、自分でいくら「人の心の痛みがわかる」などといっていても、それは信用されないのです。他の人の評価がどうなっているのか、ということが大事です。

そして、著者のようにヘッドハンターであっても、一緒に働いてお互いに貢献し合えたという経験を共有した人からの推薦(=他薦)には、かなわないのだそうです。

つまり、仕事を得るためには、自分の力を相手にわかりやすく伝える必要があり、なおかつそれは表面的なことではわからないから普段からそれを伝えるために人と交流しましょう、ということです。

では、私のように今の仕事を得るときにお隣の、ちょっとアウトローな方からの紹介で、という場合は人脈力でしょうか…?

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