2008年11月26日水曜日

書評「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル著





書評「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル著、高橋啓訳 ソフトバンク文庫 780円(税別)

だれしも「売れたら」と思っている何かがあるように思います。
私の場合は、意味は若干ずれるにしても、精神科が「売れたらいい」と思っています。

この本 は、何らかの商品が世に出て人気を博するにはどのような要素が関与して働いているのかを検証しています。

その中で私は直接の環境、背景について書かれたと ころが気になりました。
特にp208の模擬監獄の話がとても気になりました。看守役と囚人役を割り当てて、監獄をこしらえるというたったそれだけで、人の 行動が驚くほど変わるのです。

これを、私が「売れたらいい」と思っている精神科に当てはめるとどうなるでしょう。もっというと、べてるの家のある北海道浦 河町と他の場所の違いがさらにわかるのではないでしょうか。

そう考えると、何度も繰り返して読まなくてはと思える本です。




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