ハーバード大学医学部留学・独立日記http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/?no=271というブログがあります。その9月18日付のブログで、私がいつも外来で、来てくれている人達に話していることと同じことを言っているので、かなりホッとしました。
外来に、就職したてでうつ病になった若い女性が来ているのですが(しかも何人も)、全員が職場からあらゆる圧力を受けているのです。はっきりと退職を勧められないのですが、「こんなんで、仕事している気になるの?」「診断書、無視してもいいよね」などと言われて、状況にあわない過剰勤務を強いられているのです。
しかし、診断書を無視しているのですから、あきれます。その職場には、怒りのあまり、ついつい乗り込んで「診断書を無視し続けるのであれば、労働基準局に連絡させてもらっていいか?」と、話しました。もちろん、冷静な語り口でですが。以後、診断書の無視はないようですが。
組織であったとしても、島岡さんの書いておられるようなセーフティネットは必要だと私は思います。
とくに、組織内では誰かがこければ自分にその分の仕事が回ってくるわけですが、それを自分にとってのセーフティネットととらえられるか、「仕事が増えた!」とイライラするかで、仕事の効率がずいぶん違います。
まして、自分がこけた場合・・・。psychoは、子宮外妊娠で緊急入院をしているので、そのときに島岡さんがブログで書いていたようなセーフティネットのありがたさを実感したのでした。
1 件のコメント:
コメントありがとうございました。
psychoさんの精神科医としてのアプローチと共有する物があるのだなと、非常に興味深くブログを拝見いたしました。
島岡
http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/
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