通販な生活 一生を1ギガで終えないための買い物学
『通販な生活』(日垣隆著 講談社) 1400円(税別)、をよみました。著者の買物ぶり、かなりすっきりさせてくれます。
塩、特注書棚、オーダーシャツ。これはすべて著者のサイトで取り扱っているものです。著者はたんに通販の消費者ではなくて、通販の仕掛け人でもあります。 その視点で、他の通販(Amazon、楽天など)を見て、消費者の視点のみで興味が湧いて購入したものの使い勝手を書いています。
その中で、「即断は美 徳である。保留は後悔の母だ。」とあります。それにしても、著者の通販の買いっぷりは仕事で、本を書かなくてはならないとはいえ、頭が下がります。
さ らに「通販生活との戦績は6勝4敗くらいか」というのですから、脱帽です。買って後悔がないということは、現物そのものを手にする前にその使用方法から、 置き場所、果ては捨てる方法まで予測が立っているということでしょう。その予測能力の高さにも、脱帽です。
実は、psychoは本を読むたびごとに、書評を作っているのですが、この本はちょっと悩みました。あんまりお勧めして、どうなの?破産?とか。
でも、おもしろいので、実際に通販を自分で堪能する代わりになっていいかもと思ったので。まず、ぜひ一読を。
(榊田理恵)
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