- 人工肛門の女性らが情報本
生活の知恵、トラブル対処法
大腸がんや膀胱(ぼうこう)がんの手術後、人工肛門(こうもん)
や人工膀胱を付けた女性患者たちが、 実体験から編み出した生活の知恵やトラブル対処法などを収めた本 「元気の花束」(270ページ)=写真=が注目を集めている。 女性患者の視点で書かれた本は初めてで、 過ごしやすい服装や入浴時のコツなど、 きめ細かな情報にふれることができる。
直腸がんや膀胱がんの手術では、
本を作ったのは、人工肛門や人工膀胱をつけた若い女性の会「
最初の50ページは、
オストメイトにとって最も気になるのが、においだ。
本では、ガスを発生させにくい食事や、パウチを覆ったり、
人目が気になる温泉や公衆浴場での入浴では、
また、自宅でパウチを付けずに湯船につかる時は「
同会の工藤裕美子さんは「つらい気持ちになった時、
オストメイトのための主な患者会
▼ブーケ(若い女性オストメイト の会)
若い年代の女性オストメイトの会員が交流。ホームページは(ht
▼日本オストミー協会
オストメイトの社会復帰と生活の質の向上を目指し活動。
▼日本コンチネンス協会
失禁で悩む障害者や高齢者に役立つ情報を提供。ホームページは(
(記事提供:読売新聞)
(以下、psycho)
もしも私が、大腸がんになったら、ここへ必ず連絡を取ろう!と思い、この記事を「保存」にしました。
私は若い女性ではないですが(若くはない、という意味です)、やはりオストメイトとなれば、初めての体験ですので、それはそれでかなり精神的に負担だろうと、そんなふうに予想しています。そのような戸惑いの中で、なにか明かりのような指標があればとてもほっとするでしょうから。
3000部なんて言わずに、もっとたくさん増刷していただきたいですし、今後も版を重ねてほしいのですが・・・。
ただ、この本を「ほしい」と言える人たちは、サポートを得る力があって、楽になれるだろうなと思うのですが、「ほしい」といえない人たちは、どうなんだろうと思います。
外来に、大腸がんの人が来ています。男性ですが、性機能はなくなり、腎臓も摘出しています。彼は「自分自身の運命なので」と言って、全然苦しい様子はみせてくれてません。
私との間でだけ、そうであればいいと思います。
私以外の人たちとは、助けを求めたり、「つらいんだ」と弱音を吐ける関係があればそれでいいのですが、どうも、あまりそういうタイプの人でもないので、大丈夫なのかなあと心配です。
自分の苦しさを実感するのが怖いんだろうなと思って、彼の今のような防衛が働いているのであればその間はあまり苦しくないのでしょうから、それはそれでいいのかもしれません。
私だけかもしれませんが、いずれ苦しさを感じなくてはならないのであれば、早いうちに、など思うのです。
ただ、彼は予約を取って定期的に来てくれているので、今後もサポートできるときに、彼がサポートをほしいな、と思った時にそうできたら、と思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿