2008年8月14日木曜日

やり直し

 
 ブログの背景、変えてみました。以前の色は嫌いではないのですが、なんとなく、
暑苦しく感じられたので。心機一転です。

 
 これはやり直しではないですが、おもしろいな、と思った調査がありました。
 
  ≪やり直すなら医者、看護師 第一生命が大人の夢調査≫
    記事:共同通信社 提供:共同通信社

別の人生を歩めるとしたら、何になりたいですか。
  第一生命保険が全国約52万人の成人を対象に9日までに実施した「大人の夢」アンケートによると、男性は医者、女性が看護師との回答がトップだった。
  命にかかわる仕事を挙げる人が多かったことについて第一生命は「子どものころからの夢に加え、社会に貢献したいと考える大人が多いことをうかがわせる」(広報担当)と話している。

 調査によると、男性の2位は野球選手、3位は学者・博士。女性の2位は医者、3位が保育園・幼稚園の先生だった。 
 
 年代別でみると、女性の20代、30代、40代で「お金持ち」が上位10位内に入った。男性でも20代、30代が同様の傾向で若年層ほどお金に不自由しない生活を望む人が多いことを示している。

 地域別では、北海道・東北や四国、九州・沖縄ではいずれも公務員が3位に浮上。国内景気が悪化する中、大企業が比較的少ない地域で、安定したイメージのある公務員へのあこがれもありそうだ。

  アンケートは昨年8月から今年2月にかけて実施した。


(以下、psycho)
 
 面白いですね。人生をやり直すならこの職業、というあたりが面白いです。psychoはなまけものなので生まれ変わってまでも、働くのはちょっとどうなのかなと思ったりしましたが。

 男性の1位、女性の2位にランクインした職業に就いている私です。確かに、自分の今の人生は(というと大げさ)は、満足していると思います。

 メンタルヘルス関連ですから、すっきりと善くなったりとか、患者さんから感謝されてばかりというわけではないのですが、そのことも含めて自分の職業には満足しています。

 人とのつながりがあってそこが好きなのだろうと思っています。

 それもさることながら、この記事の中で、私が興味をひかれたのは、医者が男性で1位であるのは、理解できると思いますが、女性で2位というのは、そんなにたくさんあることなんでしょうか。私にはそう思えないのですが。というのも、私が入学する1990年以前は、医学部の女子学生の割合は10%台でした。だから、それほど女性にとってやっていこうという職業ではなかったのだろうと思います。後で述べる男尊女卑の考えも強かったのでしょう。

 ところが、私が医学部に入学した1990年代には、女子学生の比率が年を追うごとに増加したのです。私の学年では25%でしたし、私の後輩のクラスでは30%ということもあったようです。

 私のクラスは1991年入学のクラスで、初めて女子学生の割合が20%を超えたので、「このクラスは女が多くてうるさい」とか、「このクラスは女子が多いせいでやる気がない」など、悪評の限りでした。

 医学部は、男尊女卑がすごいところでもあります。おおたわ史絵さんが、AERAのインタビューでおっしゃってましたけど、その通りです。今は、女性の教授もおられますから、改善傾向にはあるのでしょうけれども。

 また、1991年はバブル経済が終結して、不況の冷たさを感じる頃ですから、それで、女性も手堅い職業にということだったのかもしれません。psychoは違いますが。

 ただ、この記事のように、社会に貢献できるばかりの仕事でもないのですが・・・。
 

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