2008年8月17日日曜日

たなかみるさんの本

昨日、取り上げたたなかみるさんの著書です。


 「境界性人格障害&躁うつ病 REMIX」 たなかみる著 星和書店 です。

マンガですが、体験をマンガにしたもので、かなり面白いです。

 これは実は第二弾で、第一弾もあるのです。そちらも読んでみたい!と思わせてくれる、なんと も面白い本です(面白いばかり連発してすみませんが)。

 中でも私が気に入ったのは、著者のお子さんとのかかわりです。男の子、女の子ひとりずつおられるようです。
  
 その女の子が著者の不調の影 響を受けていると著者が思い、スキンシップを図るようになって、娘さんが変わっていった、という部分です。
 うつでつらい著者に、娘さんが「お母さん、だっ こ」とせがみ(6歳のようです)、ことわると、「どうせ私なんて生まれてこなければよかった、っておもってるでしょ?」という返答。

 あ せった著者が、うつのときも一緒にべったり寝てしまうということになりました。本当に必死で育児しているなあと思って、自分が重なってしまいました。

 私も、息子に対して「虐待かもしれない」と思うような状況になることもあるので(たとえば自分が疲れていた時など)、「そうだ、そうだ」と、思いつつ、読んでました。

 マンガだけではなくて、著者の考えが文章で書かれているところもあり、わかりやすいです。精神科が身近なんだなあと思えて、ホッとできます。

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