2008年8月28日木曜日

農業

 私は農家の人を尊敬しています。というか、もしも自分にもっと体力があったら、農業をしたい。今でもそう思っています。

 私はだから、外来に来てくれている人達にも農業、とまでいかなくても、庭仕事や畑仕事を勧めることがあります。理屈抜きに楽しいですし、人間のように自分の育てている緑は裏がないからです。

 まあ、人は裏があるから面白く、楽しいのですが。

 だから、私は今住んでいる東北地方が大好きです。ここは、農業が主な産業で、水田が果てしなく広がる光景を、高台から見ていると、幸せな気分になれますから。

 そういう意味で私は都会という存在が苦手です。嫌いと言っていいでしょう。もっというと、都会は人の都合が最優先なので、嫌いなのだと思います。

 養老孟司さんが以前にJALの機内誌SKYWORDで書いていたのですが、人間の都合だけが一番である、最優先される事項だいうことは、勘違いである、ということです。
 
 私も似たようなことを感じています。この世の中には、人間だけが言葉を駆使しているから偉いみたいなことを勘違いしているのではないかと感じています。

 違うのではないかなあ。そんなことで人間は偉いわけではないです。
 人間は、えらいとかえらくないとかではなくて、自然と調和しているから楽しく幸せなのではないかと私は思っています。

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