医学部定員増で大学が混乱 -医療介護CBニュース-
私psychoとしては、この施策は信用ならないと思ってしまっています。なぜなら、12年前に私が医者になったばかりのころ、将来の医師過剰に備えて、という枕詞で、医学部定員削減が起こったのです。
この12年間、何が起こったというのでしょう?
なにも起こっていないように見えます。少なくとも、医者として生活した中では、医者の数が多すぎてというのは何を根拠にそう言っていたんだっけ?という気も起ってきます。
数ある「医師過剰論」をネット検索すると、bn2islanderという方のmemorandumというブログが比較的わかりやすく私の疑問の一端を書いてくれていました。
以下がトラックバックURLです。
http://d.hatena.ne.jp/bn2islander/20080703/1215092769
psychoも、実父が放射線技師で、かつ医者になりたかったという人なのですが、彼がいつも医師会が医師の人数コントロールをしている、と言っていました。彼は、医師はだから供給過剰にならない、とプラス評価をしていました。
その医師会は、今、何をしているのでしょう?
冒頭のニュース記事では、会場に医師会はいたのでしょうか?どうも私にはいないように感じ取れました。
もしも、bn2islanderさんが書いているように、医師会が医師数コントロールの一端を担っていることが大きな役割を取っているのだとしたら、単に大学と、厚生労働省・文部科学省だけで医師不足もしくは医師過剰という日本の医師数について、うまくいかないのではないでしょうか。
もちろん、日本医師会だけが問題点とは思いませんが。
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