私psychoの外来にも、さまざまな人が来てくれます。
女性の方も多いです。一応、男子に間違われてもpsychoも女性なので、でしょうか。間違えられるのは、まあいいんです。慣れましたから(笑)。
それはさておき、主婦の方もたくさん来てくれています。でも、うつで「休んでほしいんですが」と私が話しても、それはそれ、うつの方の特徴でまじめで、しっかりしているのですから、「そうはおっしゃっても、家には夫も、子どもも、義母もいますし・・・」ということで、なかなか自宅で休養、というわけにはいかないようです。
ここでは、日本の家庭が主婦という役割の方のみで、支えられているという現状に対する怒りといいましょうか、憤慨はさておくこととします。
現状を踏まえて考えるに、主婦という役割の方が、しっかり休養をとるには「入院(精神科へ)」が一番いいのではないか、と。
だって、やはり三食がきちんと出てきて、罪悪感を感じることなく(←これが重要です)おいしくいただけるのです。そして、食後は治療の一環ですから(←これも重要です)ゆっくりお昼寝。
自宅で、うつ病の方はこのような「治療」は難しいのですから。
躁うつ病をテーマにご自身のことをマンガにされているたなかみるさんによれば、入院は休息入院=「ご褒美入院」だそうです(たなかみるさま、勝手に引用しました。すみません。現在トラックバックも、コメントもたなかさまのブログでは使用できないと、出てしまいましたので)。
これこそ、言い得て妙です。すばらしい!と思いました。
以後、使わせていただいて、入院を必要とする方の重要なきっかけとさせていただこうと決心しました(かさねがさね、たなかみるさま、勝手にすみません。たなかみるさまのブログはhttp://blog.goo.ne.jp/mirutana/です)。
2 件のコメント:
はじめましてこんにちは。
勝間さんのブログからやってきた豊田正和と申します。
僕自身、気分障害による服薬治療で、程度3級の障害者です。
ブログをサーっと読ませていただきましたが、非常にありがたい内容です。
今僕は、映像製作の仕事をしながら、新しい資格の取得も目指しておりますが、
18才のときに発病し、入院経歴もありますので、またそのあたりの患者としての意見など、コメントさせていただけたらなぁ、と思ってます。
それに伴い、psychoさんに対して、負担や一切の責任が生じないよう、最善を尽くします。
ではまたゆっくりと。
豊田さん、コメントありがとうございました。勝間和代さんのブログ、私も毎日読んでいます。そこから来ていただけるとは有り難い限りです。メンタルヘルスにかかわってかれこれ結構な年数になっていると先日気がついて、ブログでは若づくりかも、と驚きました。これからもぜひよろしくお願いします。
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