2008年10月14日火曜日

進化する読書;読書とは何か?




 「読書進化論」 勝間和代著 小学館新書 777円(税別)

 私は幼少時から読書好きだったのですが、最近になって「読書とは何だろうか」と自問することが多くなりました。この本はその問いに答えてくれる一冊になり ました。

 結局のところ、現在の自分にとって読書とは、自分の生活にどれだけ自分が読書から得た知識を反映させられるかだということだと、いうことです。こ の本は、その方向性をp22で後押ししてくれたのでした。

 また、その方法までも、私が言語化できていなかったのですが、書かれています。

 ≪本から得られる知識 の多くは、明日からすぐに役立つようなものばかりでなく、思考の補助になるようなツールであることが大半です。したがって、こういったものには、自分の頭 の中で、タグを作って、「この話は、今すぐ役に立つかどうかわからないけれども、この話に関連ありそうだから、まあこの分類に入れておくか」としまってお くのです≫(p101)。

 この二つの文で、私はずいぶん読書をする精神衛生が得られてホッとしました。

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