2008年10月16日木曜日
それって・・・。
(以下、psycho)
それって、依存症になっているというのでは?と最後の一文を読んで思いました。この方が、ジアゼパム依存症で、かつ、摂食障害ならこういう薬を買い求めてくるのは理解できるなあと思いました。
薬を身近に持っていて、安心したいんだろうなと思いますが。
余談ですが、自分が使う程度の精神科のお薬をもっていても、この方のように逮捕されません。自分が使うくらいの量って、いろんな種類があるにしても、1日4回飲むと仮定して4×28くらいですよね。それを丸ごと持って歩いているというのも、ちょっと、考えにくいですし。家に置いておく分を差し引くとどんなに多くても、10錠くらいずつだと思われますが。
仮に1日4回内服することにして、法律で決まっている最大量の90日分処方であったとしても4×90日=360錠くらいですよね。
だからこの方の持っていたお薬の量がいかに多いか、よくわかります。
薬が身近だと安心できるんだろうなと思います。繰り返しですが。
販売目的なら違法です。複数の人がかかわっているので、販売目的だろうなと思えますが・・・。それにしても、どれも依存性の高い薬物です。ジアゼパムは医師が処方することを認められていますが、私は基本的に処方しません。医原性の依存症に自分の外来に来ている人をさせたくないので。
食欲抑制剤と利尿剤が依存症とどんな関係があるのか、わかりにくいかもしれませんが、これはおそらく摂食障害の人たちが使うのです。
そして、摂食障害も斎藤学先生がおっしゃっているように、立派な依存症です。
この人が、自分で使うつもりで購入したのなら、立派にこの人が依存症です。
もしも販売目的で購入したのなら、日本でそれだけこの薬の需要があるということであり、従来言われているように日本では依存症が少ないというのはまったく現状に即していない意見であるということになるのです。
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